Friday, July 31, 2009
シックな色が夏には
元気になるし、底抜けに明るくなる。
ただ、汗ばむような日には、
ゆっくりと部屋に篭り、
普段、目を通さない本を広げながら、
紅茶を淹れる。
外が灼熱だからこそ、部屋のなかはほの暗く、
ひんやりとして冷たい。
花もやっぱり、控えめでしっくなものを・・・。
東洋にも
ある晴れた日に...
庭の花を摘みました。
今年は例年になく、初夏の気温が低かったので、
花弁が多く、私の好きな花の形で咲いてくれました。
花を差し上げる、というには余りにも儚く
直ぐに散り去ってしまうので、
香りをお楽しみくださいと、いつも一言
添えることにしています。
Saturday, April 12, 2008
晴れた日には
冬のある日
Dahlia Delilah
喧騒から離れて、ほっと一息つける場所があります。
まるで、ベローナの街を歩いていてふと立ち寄った、いつかのお店のよう。
モスグリーンの壁にシャンデリアのクリスタルが反射して優しい雰囲気が溢れている。
その薄明かりの中で鮮やかに花々が浮き上がり、伸びやかに息づいています。
まるで、ベローナの街を歩いていてふと立ち寄った、いつかのお店のよう。
モスグリーンの壁にシャンデリアのクリスタルが反射して優しい雰囲気が溢れている。
その薄明かりの中で鮮やかに花々が浮き上がり、伸びやかに息づいています。
ついつい引き込まれてしまれてしまうのは、吟味された花のせいばかりではなくて、
お店の方の優しい心遣いが嬉しいからなのかもしれません。
この日つれて帰った、ふっさりとした薔薇はイングリッシュローズ。
庭で咲く薔薇よりも、ずっとニュアンスに富んで、香りが高い。
重ねの厚いその花弁の質感を一枚一枚愉しみながら・・・。
http://dahliadelilah.com/about.html
Saturday, November 24, 2007
陶芸
ガーデニングと土とは切っても切れない関係。
土に触っていると癒されるし、その感触から、草木が喜んでくれるか分かるものです。
土と戯れる至福の時。
ある友人は陶芸が趣味。
空気を含ませることが大切な園芸とこねる過程で空気を抜いていく陶芸とは目的は違うけど、
感触を確かめ、未来に繋げていく喜びは一緒のはず。
そんな友人の影響を受けて、素人ながらいびつな鉢を作ってみました。
不完全だけど、草が育つことで関係性が変化していく。そんな作品だったら良いな。。。
気品
Friday, November 09, 2007
シノワズリ
シャネルっていう蘭です。
ブランドものの名前がついているけど
全然飾らない優しい色。
ふわふわと優しく、どこまで霞んでいきそうな
花を陶器の器に活けました。
きつい色の蘭だったら、きっと合わないけど
この花には不思議とぴったりです。
しっとりとした秋の日に。。。
Saturday, October 06, 2007
マリポーサ
大変長らく更新をサボっておりました。笑今年の夏は本当に暑くて草木もげんなり。荒れ果ててしまったコンテナの中でそれでも元気だったのが、ジンジャーの花。
タヒチのホテルで枕元に飾られたこの蕾がいつまでも良い匂いだったのが忘れられず・・・。マリポーサ、蝶を意味する別名も持つとか。たっぷり庭から摘んできて、ちょっとクラシカルな写真の脇に。
タヒチのホテルで枕元に飾られたこの蕾がいつまでも良い匂いだったのが忘れられず・・・。マリポーサ、蝶を意味する別名も持つとか。たっぷり庭から摘んできて、ちょっとクラシカルな写真の脇に。
Tuesday, June 12, 2007
曲線の美しさ
曲線の美しさに取り付かれた西洋人って
近代以前にはあまりいないけど、
20世紀初頭のラリックやドームは絶対にこのタイプ。
うねうねとくねったガラス器は軽やかで一見捉えどころがないように
見えて、しっかりと深い部分で命が通い、力がこめられ
生命力によって支えられています。
こういった力強い曲線は蘭や熱帯樹の由来とされているけど、
このゆりの曲線を見てみると、かならずしも
そうじゃないなって思ったりします。
清楚で限りなく清らかでありながら、
なまめかしく、時に挑発するようなゆりの花。
聖母の姿にマグダラのマリアが重なります。
梅雨になる前に
じっとりとした梅雨は嫌なもの。
それはガーデナーにとっても同じ・・・。
剪定や掃除が雨によって出来なくなるし、
病気や蒸れが発生します。
でも、見方を変えれば、しっとりと豊かに水をはらんだ空気は
いつもと違った魅力を草木に与えてくれるもの。
私はそんな梅雨が大好きな一人なのかもしれません。
写真は夏に向けて作り直したシェードガーデンの一部と
メドォー風にしてあるワイルド・クリスマスローズの一角。
メドォーって草原って言う意味でイングリッシュガーデンでは
わざと庭の一角を自然の草原にようにするのです。
日本人も自然を庭に取り込んだけど、英国人も同じことを考えたのかもしれませんね。
Something sweet
どの薔薇が好きかと聞かれることが多いけれど。
内心、本当に困ってしまいます。
どれも大好き。どれも長所と短所があるし。
恋愛や友達付き合いと同じで、欠点を挙げていくよりも
良い部分を見てあげる方がずっと豊かな関係になれるかも。
それでも、どうしてもと言われてしまうと
このイモータル・ジュノーと答えないといけないかもしれません。
いつの日か夕日を背景にこの薔薇がたわわに咲き誇っている
ことがありました。もう、言葉にならないくらいの美しさ。
印象画の世界のようにうす暗がりの中に退色してほとんど
白くなったこの花が浮かび上がるように漂っている。
夢のような思い出です。
薔薇の園を夢見て
オールドローズの豊かなニュアンスとたおやかで繊細な
魅力に取り付かれると、
どうしても、モダンローズが物足りなくなってしまいます。
でも、薔薇は手のかかる植物。
あんまりありすぎると世話が出来なくなってします。
仕方がないので、他の人に貰ってもらうことに。。。
このカフェオレ色のカフェもそんな薔薇の一つでした。
もう手放そうとしていたそのときに
薄いピンクがかった大輪の花を
香り豊かに咲かせたんです。
こんな美しい色見たことがない。
思わず愛おしく、可哀想になったんです。
見捨てないんで・・・。って言われているように。
それ以来、この薔薇は大切な存在。
以前のような美しい色で咲くことは無いけれど、
薔薇が安心しているようで、なんだか、ほっと嬉しい。
きらめく昼下がり
バタバタしていて、ブログをすっぽかしていました。
何しろ5月は薔薇の季節。
育てている薔薇の表情に一喜一憂、他のことが
どうしても疎かになってしまいます。
薔薇って名前も素晴らしい。
”メイズンス・ブラッシュ”っていう薔薇は”ロミオとジュリエット”の時代からあるんだけど、
”乙女の恥じらい”っていう意味。
だけど、同じ薔薇がフランスに渡ると、”乙女の太もも”って言う意味になってしまう。笑。
ある、薔薇研究家にインタビュアーが「好きな薔薇は?」
と質問したとき、彼はこの薔薇の名前を言ったという。
さて、どちらの意味で使ったのかな。
いづれにしても、
A rose by any other name would smell as sweet.
ってことなのかな。
